豊田合成は、東北地域統括会社であるTG東日本が宮城県栗原市に自動車用シーリング製品やセーフティシステム製品を生産する工場の設立を発表した。
トヨタ自動車グループが中部地区、九州地区に続く国内第3の自動車生産地域として成長を見込んでいる東北地域で、納入先の現地調達ニーズに対応するとともに、地域の産業振興に貢献する。
新工場では、ウェザストリップやガラスランなどのオートモーティブシーリング製品やエアバッグなどのセーフティシステム製品を生産する。投資額は約29億円で、2015年6月から稼働する。
一方、TG東日本は2015年4月に社名を「豊田合成東日本」に変更するとともに、岩手県に所在する豊田合成岩手工場を統合することを決めた。