オーストラリア・シドニー国際空港は4月28日、主滑走路両端への高輝度航空灯火設置などにより、視界不良時(濃霧、悪天候など)の就航率向上を目指すと発表した。
空港は数百万豪州ドルを投資し、航空灯火の他、より低視程での就航が可能な計器着陸装置(ILS)も導入し、悪天候下での安全な就航を可能にした。新しい着陸援助システムの運用開始により、欠航、目的地変更、遅延の減少が見込まれる。
メイザー空港最高経営責任者は「安全装置は最も優先されるべき事項の一つだ、新たな安全対策を提供できることを嬉しく思う」とコメントしている。