日野自動車は4月25日、2014年3月期(2013年4月-2014年3月)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆6995億円(前期比+10.3%)、営業利益は1121億円(+72.3%)、経常利益は1091億円(+63.1%)、四半期純利益は891億円(+86.9%)だった。
国内売上台数は、積極的な販売活動に取り組んだ結果、国内トラック・バス総合計で前期比20.0%増の5万2800台と大幅に増加。 海外売上台数も同3.0%増の11万1300台と増加した。日野ブランド事業のトラック・バスの全世界総売上台数は同7.9%増の16万4100台で、過去最高となった。
また、トヨタ向けは『ランドクルーザープラド』が増加、同0.4%増の18万6600台となった。
売上台数の増加、採算改善・原価低減活動の効果、為替円安などの影響で、売上高およびすべての利益段階で過去最高を達成した。
今期の業績見通しについては、売上高1兆6000億円(-5.9%)、営業利益900億円(-19.8%)、経常利益860億円(-21.2%)、純利益は580億円(-34.9%)とした。