【北京モーターショー14】ビュイックの大型クロスオーバー、アンクレイブ…改良新型を中国に輸出開始

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ビュイック・アンクレイブ
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米国の自動車最大手、GMのビュイックブランドは、4月20日の北京モーターショー開幕に先駆けて、改良新型『アンクレイブ』(ENCLAVE)の中国向け輸出を開始した。

アンクレイブは2006年1月、デトロイトモーターショー06で、ビュイックブランドの最上級クロスオーバーとしてデビュー。大型サイズのボディに、3列シートのゆとりある室内空間を備える。

2012年春、ニューヨークモーターショー12では、大幅改良が施された2013年モデルを初公開。フロントはグリルやバンパー、ボンネット、ヘッドランプのデザインが見直され、表情を一新する。アルミホイールやリアバンパー、テールランプのデザインも新しい。インテリアは素材が変更され、一層高級感を高めた。米国では、3列シートの高級クロスオーバー車のベストセラーに君臨している。

今回、ビュイックは、この改良新型アンクレイブの米国から中国への輸出を開始。過去にアンクレイブは、2008-2013年まで中国に輸出され、累計2万5000台以上を販売した実績がある。最新バージョンが中国上陸を果たす。

2013年、ビュイックブランドは中国で新記録となる80万9918台を販売。前年比は15.7%増と、2桁の伸びを示した。GMのビュイック担当、ダンカン・アルドレッド副社長は、「2013年の世界販売は過去最高の100万台。この成長をクロスオーバー市場が急拡大中の中国で、飛躍させたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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