パトカーの追跡を受けていたクルマが岸壁から転落、運転者死亡

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17日午前3時40分ごろ、岡山県倉敷市内の児島港で、パトカーの追跡を受けていた軽乗用車が海に転落する事故が起きた。地元消防が車内に取り残されていた運転者の男性を救出したが、収容先の病院で死亡している。

岡山県警・機動警ら隊によると、死亡した男性は男女間のトラブルを起こしており、16日夜に同県内に在住する60歳代の女性から「男性が自宅近くに来ている」との通報が寄せられた。

男性は親族に対して自殺をほのめかしていたことから、同隊がパトロールを強化していたところ、玉野市内の駐車場で男性が乗っている軽乗用車を発見。隊員が職務質問を実施しようと接近したところ、クルマが急発進したことから、そのまま追跡を開始した。

クルマは約10分間に渡って逃走したが、倉敷市児島田の口7丁目付近の児島港岸壁から海に転落。地元消防が車内に取り残されていた運転者の男性を約2時間後に救出したが、収容先の病院で死亡が確認されている。

警察ではパトカーに乗っていた2人の隊員から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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