スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、新型『WRX STI』の「グローバル・ラリークロス」仕様を初公開した。
同車は、新型スバルWRX STIをベースに、スバル・ラリー・チームUSAとレッドブル・グローバル・ラリークロスのジョイントプロジェクトで誕生した1台。グローバル・ラリークロス選手権に参戦するために開発された。
グローバル・ラリークロス仕様では、専用のワイドボディや、カーボンファイバー製パーツが追加された専用の大型リアウイングなどで迫力アップ。ドアミラーとルーフのエアスクープは、ラリーマシンスタイル。足元はヨコハマ製タイヤに、Method Raceブランドのホイールを組み合わせた。
このグローバル・ラリークロス仕様は近い将来、スバル・ラリー・チームUSAの活動拠点であるVermont SportsCarに引き渡される予定。
さらに年内には、スバル・ラリー・チームUSAのトラビス・パストラーナとデビッド・ヒギンズの両選手が、この新型WRX STIで、グローバル・ラリークロス選手権に参戦する計画だ。