オーストラリア連邦政府は4月15日、シドニー国際空港に次ぐ、シドニー第二の空港建設地として、シドニー中心部から西に約50kmのバジェリーズ・クリークを選定したと発表した。
バジェリーズ・クリークにおける新空港建設は、航空需要の高まりが背景にある。今後は、空港予定地・周辺におけるインフラ整備事業計画の策定、地元住民・関係者を対象とした説明会の実施を予定している。
新空港建設と並行し、シドニー国際空港の「マスタープラン2033」も進められる。19年後の空港利用者数が7400万人に達するという需要予測を踏まえ、旅客満足度の向上、効率性の向上、容量の強化を図っていく。