光岡自動車は主力モデル『ビュート』にパステル調の専用色を施した特別仕様車『ビュート ハル』を4月12日から15台限定で販売すると発表した。開発責任者の青木孝憲氏は「1950年代のファッションやカルチャーからインスピレーションを得た」と明かす。
青木氏は「1950年代にオードリー・ヘップバーンがおしゃれのお手本とされていたような時代のファッションやカルチャー、インダストリアル製品のように、明るい配色と少しだけクラシカルな雰囲気からインスピレーションを得ている」とハルのコンセプトを語った。
具体的にはライトグリーン、ライトブルー、ライトベージュのパステル調の外装色に加え、その色合いに合わせた小紋柄のファブリックシートを採用。また「ダッシュボードにホワイトパネルを配したほか、ハンドルの左側には遊び心で一輪差しを備えた」という。
その上で青木氏は「クラシカルで上品な標準車のビュートに対して、ほんの少しかわいらしさをプラスした」と説明した。