シドニー国際空港、利用者満足度が高水準を維持…インフラ整備の追加投資も実施へ

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オーストラリア・シドニー(キングスフォード・スミス)国際空港は4月3日、豪州競争・消費者委員会(ACCC)が毎年実施するモニタリングレポートの結果を公表した。

ACCCのレポートによると、空港利用者の満足度は高水準を維持し、特に「国際線の搭乗手続きやタクシーの待ち時間が短い」と歓迎する声が多い。また、空港業務・施設の充実も高く評価されている。

2002年以降のシドニー空港は施設改修等に24億豪州ドル(約2300億円)の継続的な投資を実施し、一部駐機場の増設・改修、ゲートの改修も行われた。空港容量の拡大を目指し、政府認可の20カ年計画「マスタープラン2033」に沿う形で、今後5年間で12億豪州ドル(約1150億円)の追加投資を実施する計画も進んでいる。

ケリー・メイザー空港最高経営責任者は「ワールドクラスの空港環境を届けるよう努めながら、今後も利用者の声を受け止めていく。乗り入れ航空会社とも協議を重ね、空港インフラへの投資がニーズに反映され、需要と合致するよう目指す」とコメントした。

《日下部みずき》

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