小田急グループの箱根登山鉄道は11月1日から、3000形の営業運転を開始する。同社が3月31日、発表した。
3000形は、箱根登山鉄道が25年ぶりに導入する新型車両。走行装置には、同社の鉄道車両として初めてVVVFインバーター制御を採用する。前面は大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用。車内は腰壁に木目調の化粧板を使用し、座席の窓台や肘掛け、テーブルなどには強化木を採用する。
これに伴い箱根登山鉄道は、3000形デビュー記念の特設サイトを4月1日に開設する予定。3000形の概要やフォトギャラリー、プロモーションビデオ、関係者インタビュー、イベント情報などのコンテンツを順次公開していく。また、デビューPR用のシンボルマークもあわせて作成し、4月1日から展開する。