箱根登山鉄道の新型車両3000形、11月から営業運転開始

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11月1日から営業運転を開始することが決まった箱根登山鉄道3000形のイメージ。同社初のVVVFインバーター制御方式となる。
  • 11月1日から営業運転を開始することが決まった箱根登山鉄道3000形のイメージ。同社初のVVVFインバーター制御方式となる。
  • 1989年から導入されている2000系「サンモリッツ号」。箱根登山鉄道が新型車両を導入するのは25年ぶりになる。
  • 4月1日から展開する3000形デビューPR用のシンボルマーク。

小田急グループの箱根登山鉄道は11月1日から、3000形の営業運転を開始する。同社が3月31日、発表した。

3000形は、箱根登山鉄道が25年ぶりに導入する新型車両。走行装置には、同社の鉄道車両として初めてVVVFインバーター制御を採用する。前面は大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用。車内は腰壁に木目調の化粧板を使用し、座席の窓台や肘掛け、テーブルなどには強化木を採用する。

これに伴い箱根登山鉄道は、3000形デビュー記念の特設サイトを4月1日に開設する予定。3000形の概要やフォトギャラリー、プロモーションビデオ、関係者インタビュー、イベント情報などのコンテンツを順次公開していく。また、デビューPR用のシンボルマークもあわせて作成し、4月1日から展開する。

《草町義和》

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