ランクセス、製造関連コスト増加や減損損失計上などで最終赤字に転落…2013年12月期決算

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ランクセスが発表した2013年12月期の連結決算は、製造プラント稼働の初期費用増加などの影響で、特別項目調整前EBITDAが前年同期比39.9%減の7億3500万ユーロだった。

グループ連結売上高は、同8.7%減の83億ユーロだった。原料価格の低下に伴い、パフォーマンスポリマーズ部門の製品売価が値下げになったことや、販売が落ち込んだため。

特別項目調整前EBITDAは、同40%減の7億3500万ユーロと大幅減益となった。これは、製造関連コストの増加と為替差損が影響した。特別項目調整前EBITDAマージンは、8.9%で前年と比べて4.5ポイントダウンした。

パフォーマンスポリマーズ部門とパフォーマンスケミカルズ部門の減損損失や、経営効率化に向けた「アドバンス」プログラムを推進するための特別損失などを計上した結果、当期損益は1億5900万ユーロの赤字となった。

同社では、2014年度通年の特別項目調整前EBITDAは微増すると予測している。

《レスポンス編集部》

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