ボーイングは、日本トランスオーシャン航空(JTA)から次世代737-800型機12機を受注したと発表した。
受注総額はリストプライスで11億ドル、初号機の就航は2016年の予定。
JTAは現在、機材刷新計画を推進しており、今回の737-800型機の発注は、この最初となる。今回の合意内容には、JTAが調達機材を737MAXに変更することを可能とする条項も含んでいる。
JTAは、JALグループに属しており、拠点は沖縄の那覇、737-400型機により、沖縄と日本の主要都市、沖縄の離島を結ぶ航空輸送サービスを提供している。
JTAが受領する737-800型機は、CFMインターナショナル製のCFM56-7エンジンを搭載し、最新の効率性向上パッケージ(PIP)も装備する予定。現在、最高の効率性を持つ単通路機と比較してもさらに燃費効率が2%向上する。
また、客室内には、独創的な設計の壁や窓、LED照明、大型化した手荷物収納棚などを特徴とするボーイング・スカイ・インテリア仕様を採用する。
737-800型機は、次世代737型機ファミリーの中でも最多の販売数を持ち、座席数は165席(2クラス仕様)。