出勤を急いで故意に赤信号を無視、バイクと出会い頭に衝突

自動車 社会 社会

24日午前6時25分ごろ、神奈川県相模原市南区内の県道で、交差点を進行していたバイクと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイクの運転者が死亡。警察は乗用車側が故意に赤信号を無視したとして、運転していた54歳の男を逮捕している。

神奈川県警・相模原南署によると、現場は相模原市南区南台付近。交差点には信号機が設置されている。バイクは青信号に従って交差点へ進入したが、赤信号を無視して交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突した。

衝突によってバイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた同区内に在住する38歳の男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打が原因でまもなく死亡。警察は乗用車を運転していた東京都町田市内に在住し、海上自衛隊に所属する54歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

聴取に対して男は「遅刻しそうになったので、赤信号とはわかっていたけど突っ切った」などと供述しているようだ。警察では故意に赤信号を無視したものとみて、容疑を危険運転致死に切り替えることも視野に入れ、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース