ペトロナス、昨年の生産量が5.8%増加

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の昨年の石油・ガス(O&G)の生産量が、前年比5.8%増加し、221万バレル(1日当たり石油換算、boepd)となったことが明らかになった。

エマージング・マーケット 東南アジア

国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の昨年の石油・ガス(O&G)の生産量が、前年比5.8%増加し、221万バレル(1日当たり石油換算、boepd)となったことが明らかになった。

前年の生産量は208万boepdだった。年間の増加率目標3%を超える結果となった。

ペトロナスの国内外の事業での生産量が増加したマレーシアでは既存の油田や新たに開発された油田で、合計162万boepdが生産された。海外では、南スーダンやイラクにある油田で石油が算出された。南スーダンは2011年に、スーダンから独立している。

ペトロナスは昨年、ブルネイとインドネシア、豪州、マレーシアで15件の油田・ガス田発見をし、マレーシア国内で24カ所、国外で13カ所の石油の増進回収(EOR)が行われた。また、22カ所の油田・ガス田で生産を開始した。大型のガス田発見により、昨年1月1日時点での国内の埋蔵資源量は226億石油換算(boe)となり、前年の222億boeから拡大した。

千田真理子

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