18日午前6時55分ごろ、茨城県常総市内にある関東鉄道常総線の警報機や遮断機の無い踏切で、踏切内に進入した軽乗用車と通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破し、運転していた42歳の男性が軽傷を負っている。
茨城県警・常総署によると、現場は常総市中妻町付近。踏切に警報機や遮断機は設置されていない。軽乗用車は踏切へ進入した直後、通過中の普通列車(下館発/取手行き、2両編成)と衝突した。
クルマは中破。運転していた同市内に在住する42歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、列車の乗客乗員約60人にケガはなかった。
聴取に対して男性は「普段と違うルートを使い、この踏切に来てしまった。列車の接近には気づかなかった」などと供述。運転士は「直前で進入してきて、警笛も鳴らす間が無く衝突した」などと話しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。