日本船舶輸出組合が発表した2月の輸出船契約実績によると、一般鋼船の契約は、47隻、前年同月の11倍以上となる198万総トンだった。
円安水準の定着で契約が好調に推移しており、6カ月連続で前年を上回った。
内訳は、バラ積船がハンディ型が8隻、ハンディマックス型が19隻、パナマックス型が14隻、ポストパナマックス型が1隻、ケープサイズが2隻、石炭運搬船が1隻、鉄鉱石運搬船が1隻、油送船がLNG船1隻となった。
契約態様は、2月受注分では、トン数ベースで円建が9.9%、円・外貨ミックスが15.6%、外貨建が74.5%、現金払契約が100%、商社契約が40.3%だった。
納期別内訳は、2014年度ものが25.4%、2015年度ものが23.4%、2016年度ものが21.9%、2017年度ものが29.3%。
一方、2月の通関実績は、25隻、前年同月比5.1%増の119万総トンだった。
その結果、2013年2月末の輸出船手持工事量は、643隻、2742万総トンとなった。