首都圏を中心にマレーシア半島中部の広域でへイズ(煙害)が悪化、9日午前11時には大気汚染指数(API)がセランゴール州やマラッカ州、ネグリセンビラン州など9カ所で101を超え「不健康」レベルに達した。
その後改善し10日午後1時の時点で「不健康」レベルは、5カ所となった。
APIは、▽0-50が「良好」▽51-100は「中程度」▽101-200は「不健康」▽201-300は「極めて不健康」▽300以上の数値は「危険」レベル--となっている。
午後1時時点で最もAPIが高いのはセランゴール州クランで134となっている。クランでは9日午前11時半の時点で167まで上昇した。同州バンティンでも9日午後1時には117となっており、プトラジャヤでも107となっている。首都圏以外ではネグリ・センビラン州ニライでは113、セレンバンでは104となっている。