緊急走行中の救急車、強風に煽られて横転

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7日午後0時30分ごろ、北海道天塩町内の国道40号を走行していた救急車が路外に逸脱。道路右側で横転する事故が起きた。救急車には患者を含めて5人が乗車していたが、付き添いの男性医師が打撲などの軽傷を負っている。

北海道警・天塩署によると、現場は天塩町ウブシ付近で片側1車線の直線区間。稚内消防署の救急車は名寄市内の病院へ転院する患者を乗せて緊急走行していたが、斜行するようにして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側で横転した。

車両は小破。救急車には救急隊員2人と付き添いの医師、患者とその家族のあわせて5人が乗車していたが、このうち47歳の男性医師が打撲などの軽傷を負った。救急車は自走不能となったが、別の救急車が手配され、患者は病院へ向かったという。

事故当時、現場付近では地吹雪となっていた。警察は運転していた救急隊員から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、聴取に対しては「強風に煽られたような気がした。ハンドルを切ったら横転してしまった」などと話しており、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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