緊急走行中の消防車、右折時に対向してきたバイクと衝突

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7日午前6時50分ごろ、大阪府大阪市北区内の国道423号で、交差点を右折しようとしていた緊急走行中の消防車と、対向車線を直進してきたバイクが衝突する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた42歳の男性が軽傷を負っている。

大阪府県・曽根崎署によると、現場は大阪市北区鶴野町付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。大阪市消防局の消防車はサイレンと赤色灯を使用しての緊急走行中で、交差点を右折しようとしたところ、対向車線を直進してきたバイクと衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた吹田市内に在住する42歳の男性は肩を打撲するなどの軽傷を負った。警察は消防車を運転していた53歳の消防士長から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

事故当時、消防車は淀川区内で淀川区十三本町1丁目付近で発生した火災現場へ向かっている途中だった。信号は直進側が青(矢印表示)だったとみられる。道路中央には高架橋脚があり、対向車線側の見通しは悪かった。警察では消防車側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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