5日午前7時40分ごろ、山梨県北杜市内の中央自動車道上り線を走行中の大型トラックが路外に逸脱。中央分離帯に衝突し、これを突き破って下り線へ進入する事故が起きた。人的な被害は無かったが、一部区間が長時間に渡って通行止めとなった。
山梨県警・高速隊によると、現場は北杜市須玉町若神子付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは凍結路面でスリップして路外に逸脱。中央分離帯に衝突したが、これを突き破って下り線側へ進入した。
下り線で巻き込まれたクルマも無く、事故による人的被害は発生しなかったが、トラックに積載されていた建設資材が路上へ散乱。この撤去作業と、降り方が強くなった雪の影響もあり、現場を含む一部区間が約8時間に渡って通行止めとなった。
事故当時、現場では雪が降っており、路面には2-3cmの雪が積もっていた。警察では雪でスリップしたことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。