3日午前4時40分ごろ、長野県大町市内の県道を走行中の大型観光バスが路外に逸脱。道路沿いの雑木林に突っ込む事故が起きた。凍結路面でスリップしたものとみられ、この事故で乗客8人が打撲などの軽傷を負っている。
長野県警・大町署によると、現場は大町市平付近。大型観光バスはスキーツアーのもので、現場の丁字路交差点を右折しようとしたところ、曲がりきれずに前方の雑木林に突っ込んだものとみられる。
この事故でバスの乗客乗員43人のうち、客8人が座席から投げ出されるなどして打撲などの軽傷を負った。警察では運転者から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
事故当時、現場の路面は完全凍結しており、その上に新雪が積もった状態だった。バスは冬タイヤを装着していたが、新雪に乗り上げた際にスリップしたものとみられ、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。