メキシコ製『マツダ3』に期待…現地ディーラー

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メキシコシティーのマツダディーラー「マツダ・デル・バージェ」
  • メキシコシティーのマツダディーラー「マツダ・デル・バージェ」
  • 「マツダ・デル・バージェ」のショールーム
  • 「マツダ・デル・バージェ」の親会社のブランドダイレクター、アントニア・ブランコ氏
マツダがグローバルな生産体制の再構築を進めるために開設、1月に稼働したメキシコ工場(グアナファト州サラマンカ市)は、米州や欧州などへの供給源となるだけでなく、進境著しいメキシコでの販売増にも貢献する見込みだ。

マツダは日本とメキシコのEPA(経済連携協定)が発効した2005年に、日本からの完成車輸出のみで同国市場に進出した。地元有力資本による専売店網の展開などが奏功し、2013年の販売は前年を約3割上回る3万3000台と過去最高を記録した。

シェアはまだ3.1%と決して高くはないが、世界の50超の自動車ブランドがひしめくメキシコ市場で8位だった。現在42店となった同国内のマツダディーラーのうち、13年の販売実績がトップ(3200台)の「マツダ・デル・バージェ」(メキシコシティー)は、マツダの現地生産開始に「メキシコ製が加わることで、販売にはいい効果が出るだろう」(同店親会社のブランドダイレクターであるアントニア・ブランコ氏)と期待を高めている。メキシコ工場で生産されている『マツダ3』(日本名アクセラ)は、現在は米国向けだが5月からは自国市場にも投入する。

シェアの激戦区でもあるこのセグメントでは、古くから現地生産と販売を行ってきた独VW(フォルクスワーゲン)の『ジェッタ』、日産自動車の『セントラ』が1、2位であるもののマツダ3は昨年、3位に付けている。当面は日本製との併売になるなか、ブランコ氏は「メキシコの労働の質は世界的にも認められている。品質は日本製と同一であるが、われわれとしてはメキシコ製を優先して販売したい」と述べ、”国産車”投入を弾みにしたい構えだ。
《池原照雄》

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