イエローハット、「バイカーズステーションSOX」を展開するウィルを買収…ドライバースタンドと共同出店も

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イエローハット、バイカーズステーションSOXを展開するウィルを買収(写真は越谷店)
  • イエローハット、バイカーズステーションSOXを展開するウィルを買収(写真は越谷店)

イエローハットは、「バイカーズステーションSOX」の店舗名で二輪車販売事業を展開するウィルを株式交換で買収すると発表した。

ウィルは関東圏を中心にバイカーズステーションSOXを2月末現在、25店舗を展開しており、国産・輸入車を問わず新車・中古車など、幅広い二輪車を取扱っている。世界各国から直接商品を仕入れることでローコストで調達し、他社との差別化を図って業容を拡大してきた。

イエローハットとウィルは、ウィルにイエローハットが展開している店舗開発力・資金力を導入する。イエローハットの完全子会社でバイク用品を販売するドライバースタンドとの共同出店・業務提携を進めることが、相互の事業拡大と競争力の強化に結びつくとの考えで一致、イエローハットはウィルを買収することを決めた。

ウィルの筆頭株主は13%出資する幸栄企画で、2位が5%出資する出光興産。イエローハットは4.6%出資する第3位の株主。

3月19日にウィルが臨時株主総会を開いて正式に株式交換を決定し、5月1日に株式交換を実施する。その前にウィルは4月7日にウィルを存続会社としてウィルホールディングスを吸収合併する。

株式交換比率は、ウィルの普通株式1株に対してイエローハットの株式769株を割当てる。イエローハットは株式交換で株式を合計46万1400株を発行する。

《レスポンス編集部》

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