ビー・エム・ダブリュー(BMWグループジャパン)は2014年、10モデル以上を新規導入するという。
2月より発売が始まった『2シリーズクーペ』や『4シリーズカブリオレ』と、予約が開始された『M3セダン』、『M4クーペ』を皮切りに、「東京モーターショー13でワールドプレミアした、新型『MINIハッチバック』は、春にはローンチする」と話すのは、同社代表取締役社長のアラン・ハリス氏。「伝統的でアイコニックなミニの特徴を備えつつ、洗練されかつ革新的な技術が投入されたモデルだ」とその特徴を語る。
そして、「3つの新しいセグメントにモデルを導入する。これにより、ボディバリエーションが増え、全てのユーザーの期待に沿うことが出来るだろう」とハリス氏。
まずは『4シリーズグランクーペ』。「大変エレガントな4ドアクーペで、ユーザーにとってこの中型車のセグメントでの選択肢がさらに増えることになるモデルだ」という。
次に、「ファミリーユーザーに対して、今年後半に導入するモデルが『X4』だ。このモデルはさらに多様性を強めたモデルで、このセグメントのラインナップを強化。こちらもユーザーに対しての選択肢を増やすものである」と説明。
また、「今年の後半には、『2シリーズアクティブツアラー』を導入する。コンパクトカーで、非常に実用的なクルマでありながら、非常にダイナミックなスタイルだ。ターゲットは都市部に住んでいながら、活動的でアウトドアが好きなユーザー。そういうユーザーのライフスタイルにぴったりのクルマだ。このクルマの投入によって、我々はさらに新しいユーザーをBMWに惹きつけることが出来るだろう」と話す。
最後は、BMW iだ。「『i3』と『i8』のローンチ準備は完了し、ディーラートレーニングやディーラーネットワークの準備も終わっている。ユーザーからi3の試乗申し込みは1万件以上も寄せられており、このうち70%がBMWの新規ユーザーだ」と述べ、さらなるシェア拡大に期待を寄せた。