スターフライヤー、米原社長が業績悪化で引責辞任…後任はANA出身

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スターフライヤーは、業績悪化の責任を明確化するため、米原愼一社長が3月31日付けで辞任すると発表した。

同社はLCC(格安航空会社)との競争激化などで業績が悪化、2014年3月期決算で当期損益が33億円の赤字に転落する見通し。現在、不採算路線からの撤退や早期希望退職者を募集するなど、経営合理化計画を進めており、これらを勘案して米原氏本人から辞任を申し出たとしている。

米原氏は取締役も辞任する。これに伴って代表権を持つ高橋信取締役常務執行役員が社長代行を務める。

後任には、全日本空輸(ANA)出身の松石禎己氏が就任する。6月に開催する株主総会とその後の取締役会で正式に就任する。スターフライヤーの筆頭株主はANAホールディングスで、今後はANA主導で経営再建が進められる見通し。

《レスポンス編集部》

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