東洋ゴム、タイヤ・ダイバーテック事業ともに好調で売上・利益が過去最高…2013年12月期決算

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東洋ゴム工業が発表した2013年12月期連結決算は、営業利益が前年同期比124.3%増の372億4000万円と大幅増益となり、過去最高益となった。

売上高は同11.6%増の3702億1800万円と大幅増収で過去最高となった。主力のタイヤ事業では、北米で高付加価値商品であるSUV向けのタイヤ販売が好調だったのに加え、欧州、東南アジア市場でも販売本数、売上げともに順調に推移した。

ダイバーテック事業では、北米を中心に海外での自動車生産が好調だったため、売上げが伸びた。

経常利益は前年同期の約2.5倍の382億9300万円となった。販売関係で58億円などの減益要因があったものの、為替差益で140億円、原材料価格の下落で120億円、コスト削減で26億円などの増益効果でカバーした。当期純利益は115億9800万円だった。

今期の業績見通しは売上高が同8.0%増の4000億円、営業利益が同7.4%増の400億円、経常利益が同6.0%減の360億円、当期純利益が同115.6%増の250億円を見込む。

タイヤ事業が好調に推移する見通しで、売上高、営業利益、純利益は過去最高を更新する見通し。

《レスポンス編集部》

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