マツダは2月5日に2014年3月期決算予想を上方修正するとともに、同期末の復配を発表した。1株当たり1円で、10年3月期末の配当以来4年ぶりとなる。
マツダの業績は、前期に連結純利益が5期ぶりに黒字転換したものの、今期の配当予想については無配としてきた。同日、東京で会見した小飼雅道社長は「配当は経営の最重要課題の一つと位置付けてきた。業績や事業環境の改善により、安定的な配当と着実な向上への体制が整いつつあると判断した」と語った。
今期の業績は同日、連結営業利益が08年3月期以来の最高となる1800億円(前期比3.3倍)と従来比で200億円上方修正している。