キャデラック ELR、オンデマンド回生技術で2014グリーン・カー技術賞を受賞

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2014キャデラックELR
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GMは1月22日、プラグインハイブリッド機構を持つラグジュアリークーペ、キャデラック『ELR』が「オンデマンド回生技術」で雑誌「グリーン・カー・ジャーナル」による2014グリーン・カー技術賞を受賞したと発表した。

オンデマンド回生技術とは、運転者がステアリング・ホイールに装備されたパドル・シフトを操作することによって、発電してエネルギーを回収し、発電された電力をバッテリー・パックに充電するシステム。

この受賞は、22日にワシントンD.C.のワシントンモーターショーで発表された。

キャデラックの新分野担当ディレクターであるジム・ヴーピラット氏は、「オンデマンド回生技術は、新しい方法でキャデラック ELRの性能を向上させるためのキーとなるシステムだ。運転者の指先に回生ブレーキをの操作レバーを設けることで、このELRは高級プレミアム・クーペの運転を楽しみながら340マイルの航続距離を可能にした」と説明している。

ELRには、オンデマンド回生技術のみならず、ナビゲーション機能付きのエンターテインメントシステム「キャデラック CUE」や、前後のLED照明灯、車線逸脱警報、前方衝突警報、そして安全警報などの高度な技術による機能が標準で装備されている。

ELRのPHVシステムとは、1.4リットルのガソリン・エンジンによる発電機を備えたいわゆるレンジ・エクステンダーで、T字型をした16.5KWhのリチウム・イオン・電池パックを、前後の重量配分が最適になる位置に搭載している。2014年型キャデラックELRは全米で1月から販売が開始されている。

《山内 博》

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