成人式帰りの母子が乗ったクルマが岸壁から転落、母死亡

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12日午後4時ごろ、長崎県対馬市内の漁港内を走行していた軽乗用車が、岸壁から海へ転落する事故が起きた。近くにいた人が乗っていた女性2人を救助したが、クルマを運転していた51歳の女性が後に死亡している。

長崎県警・対馬南署によると、現場は対馬市美津島町付近にある緒方漁港。軽乗用車は漁港内の道路を走行していたが、何らかの原因で岸壁から海へ転落した。

クルマは水没。近くにいた人が海に飛び込んで乗っていた女性2人を救出したが、運転していた51歳の女性は収容先の病院で約4時間後に死亡。同乗していた20歳の女性は自力で車外に脱出し、ケガはなかった。

事故を起こしたクルマはレンタカー。岸壁に車止めは設置されていなかった。20歳の女性は成人式を終えて帰宅する途中で、晴れ着姿だったという。警察では死亡した女性が運転操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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