ボーイングは、シアトルにあるボーイングの遷音速風洞において、同社の『777X』の高速風洞テストを開始した。
先月、エンジニア達は英国のファーンボロに所在するQinetiQの施設で風洞テストを開始し、低速域のパフォーマンスのテストはここで継続中だ。
「これは777Xの開発における、もう一つの重要な前進の一歩だ。これらのテストによるデータは、現在進行中のデザイン開発をサポートする。ひいては、巡航時のパフォーマンスの検証が可能になる」と777Xプログラムの副社長兼チーフ・プロジェクトエンジニアであるテリー・ビーズホルド氏は語った。
ボーイングは777Xプログラムの前進を続け、2015年までに手堅い設定に至る過程にある。777Xプログラムは世界中の5つの顧客より280の注文と確約を取得している。