関東運輸局、自動車検査独立行政法人関東検査部は、千葉県警察と連携し、1月12日に「東京オートサロン2014」が開催された幕張メッセ周辺道路で、不正改造車を排除するため、特別街頭検査を実施し103台に整備命令を出した。
特別街頭検査には、軽自動車検査協会東京主管事務所も協力、幕張メッセに近い国道357号線の上下線側道で1月12日の0時から午前6時まで実施した。
この結果、159台の車両を検査し、違法な灯火器の取り付け、最低地上高不足となる改造、騒音の規制値を超えているマフラーの取り付けなど、不正改造されていた103台に対して整備命令書を交付し、改善措置を命じた。
主な不正改造(重複含む)は、違法な灯火器の取り付けなどの灯火関係が70件、最低地上高不足となる改造や回転部分の突出となる改造の車枠・車体関係が70件、マフラーの改造、触媒取り外しなどの騒音・排ガス関係が46件、窓ガラスにフィルム貼り付けなどの保安装置関係が30件。
不正改造により整備命令の交付を受けた自動車の使用者は、必要な整備を行い、運輸支局または自動車検査登録事務所で確認を受けることが義務付けられる。