【WRC】ウィルソン氏、クビサの決意に感銘を受ける

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フォード・フィエスタRS WRC(ロバート・クビサ)
  • フォード・フィエスタRS WRC(ロバート・クビサ)

Mスポーツの指揮官であるマルコム・ウィルソン氏が、新しいドライバーである元F1ドライバーのロバート・クビサについて高い評価を与えている。

ウィルソン氏のチームは15日にシェイクダウンが行われるラリーモンテカルロでクビサにフォード『フィエスタRS WRC』を提供し、一方のヌービルはMスポーツで素晴らしい2013年シーズンを送った後、2014年度から新設されたヒュンダイに移籍を果たした。

「昨年、ティエリーに関する限りは、人生においてラリーチャンピオンになる以外は何物も無いというものであり、そしてこれまでにロバートから見たものは、彼が最高のレベルのスポーツからもたらした、とても酷似したアプローチだった。ティエリーはチームが彼と共に働くように仕向けることに、ファンタスティックだった。しかし私がロバートから見たものは、それをさらにワンステップ遠くに運ぶものだ。彼等は最近、二晩をワークショップで費やして、特別なハンドブレーキの為に働いた。そしてロバートはエンジニアやテクニシャンと共に両方の夜に渡り、午後11時までそこに居た。チームにはそうした誰かが必要なのだ」とウィルソン氏は語った。

クビサは2011年のラリーによる事故により、彼の右腕の腕力に問題を抱えている為、彼のフィエスタにはステアリングホイールに装着されたパドルシフトと特別なハンドブレーキ(引く代わりに押すことで動作する)といった、FIAによって認可された改造が施されている。

《河村兵衛》

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