三菱重工、上海ディーゼルとの合弁会社がディーゼルエンジンの生産を開始

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三菱重工業は、中国の上海ディーゼルと合弁で設立したディーゼルエンジンの生産・販売会社である上海菱重発動機が量産を開始したと発表した。

量産開始機種は発電出力1000kW級の発電設備向け。今後、製品ラインアップを8機種まで順次拡大し、年間1500台を生産する計画。

上海菱重発動機は12月20日、量産開始を記念して式典を開催した。式典には、上海汽車集団の肖国普副総裁、上海ディーゼルの姜凱総経理のほか、三菱重工の樹神幸夫取締役執行役員汎用機・特車事業本部長らが出席し、量産初号機のラインオフセレモニーを行った。

上海菱重発動機が量産を開始した発電設備用ディーゼルエンジンは「S12R-PTA-C」で、出力1190kW(1500回転/分)。現地の発電セットメーカーなどで発電設備に仕上げ、中国市場での産業用需要を開拓していく。

上海菱重発動機は今年2月、三菱重工と上海ディーゼルの折半出資で設立、上海ディーゼル敷地内に工場を開設して3月に営業を開始した。三菱重工が産業用ディーゼルエンジンで培ってきた高度な技術と、上海ディーゼルが中国国内で構築している広範なネットワークを活用することで、三菱重工がライセンス供与する出力500~1600kWのディーゼルエンジンを生産・販売する。

当面、年間売上高100億円規模を見込んでおり、数年後には200億円規模を目指す。

上海ディーゼルは、中国自動車メーカーの最大手である上海汽車のグループ企業。自動車・建設機械・発電設備・船舶向けのエンジンを製造しており、出力100~500kWの高速ディーゼルエンジンについては中国市場で高いシェアを持つ。
《レスポンス編集部》

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