国際協力銀行は「わが国製造企業の海外事業展開の動向」に関する調査結果を発表。中期的な海外事業展開先としてマレーシアは20カ国中12位となり、前回調査より1ランク下がった。
調査は海外事業に実績のある日本の製造業企業の海外事業展開の現状や課題、今後の展望を把握する目的で実施されている。今回の調査は7月から9月にかけて、海外現地法人を3社以上有する625社より回答を得た。海外事業展開先としてトップとなったのはインドネシア。これにインド、タイ、中国、ベトナムが続いた。
日本より収益率が高い国のランキングでは、マレーシアは8位となった。トップはタイだった。2位は中国、3位はNIEs3(韓国・台湾・香港)となった。