飲酒運転の発覚を恐れて、同居人に身代わり出頭を依頼の男逮捕

自動車 社会 社会

大阪府警は11月29日、大阪府岬町内の町道でトラックを飲酒運転したとして、同町内に在住する39歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)などの容疑で逮捕した。男は駐車車両に接触する事故を起こして逃走。同居する女に身代わり出頭を依頼していたという。

大阪府警・泉南署によると、逮捕された男は11月28日の午後11時5分ごろ、酒気帯び状態にもかかわらず、岬町深日付近の町道で自己所有のトラックを運転。駐車する車両に接触する事故を起こし、車両を現場に放置して逃走した疑いがもたれている。

男は逃走中に同居する41歳の女に連絡し、自分の身代わりとして警察へ出頭するように依頼。これを受けた女は現場へ行き、検証中の署員に対して「自分が運転していた」と名乗り出た。

しかし、女が到着する以前に、事故の目撃者が「運転していた男が逃げた」と証言しており、女の供述内容にも曖昧な点があったことから追及したところ、身代わりの依頼を受けたことを大筋で認めたため、男を道交法違反容疑で逮捕。女は犯人隠避容疑で聴取を受けている。

聴取に対して男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察では飲酒した場所や量の特定を進めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース