東京センチュリーリース、中国での自動車リース事業を2014年から開始

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東京センチュリーリースは、中国でオートリース会社「統盛融資租賃有限公司」を設立し、2014年から中国で自動車リース事業を開始することを発表した。新会社は関係当局からの営業ライセンス取得したのちに設立する。

中国の自動車市場は、新車販売台数が米国を抜き世界第一位となり、保有台数も1 億台を突破するなど、将来のオートリースマーケットとして十分期待できる。同社グループは、今年度よりスタートさせた第二次中期経営計画における営業基盤強化として、海外ビジネスの拡大、国内外におけるオート事業の取り組み強化を目指しており、中国のオート事業は海外展開における最重要戦略のひとつとする。

統一東京は、台湾を代表する食品・流通・サービス企業グループである統一企業グループ(51%)と当社(49%)の合弁会社であり、台湾においてオートリースを中心とした金融サービスを提供している。また統一企業グループは食品関連大手としてのブランドを中国国内において確立しており、現在中国国内に33 の事業拠点を展開している。

新会社は、中国における統一企業グループの事業基盤を活かすとともに、日本や台湾で培ったオートリース事業のノウハウをもって中国におけるメンテナンス付きオートリースを展開し、お客さまに効率的な車輌管理や安全化対策など様々なサービスを提供していくという。

《山内 博》

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