郵船ロジスティクスは、カンボジア発大阪向けの海上自社混載サービスを開始した。日本発着の海上自社混載レーンは全222レーンとなり、日系物流企業最大クラスの海上自社混載網となった。
同社のカンボジア法人は11月から、カンボジア発大阪向けの海上自社混載サービスを開始した。輸出では2012年から日本発ベトナム、フィリピン、マレーシア向けに、輸入では2013年6月にフィリピン・台湾発日本向けなど、アジアを中心に自社混載路線の拡充を進めている。
これらを合わせると日本発179レーン、日本着43レーンの合計222レーンの自社混載網となった。
同社では、航空貨物輸送と、200万平方メートルを越える倉庫拠点を組み合わせ、顧客の様々な物流シーンに対応する総合物流ソリューションを提供している。今後も、自社混載レーンの拡充を進めると同時に、危険品混載、冷凍・冷蔵混載など各種特殊貨物の混載サービスの開発、拡大を進めていく構え。