2013年度NASCARネーションワイドシリーズのチャンピオンとなったオースティン・ディロンは、2014年にスプリントカップシリーズにフル参戦する。
スプリントカップのチームオーナーであるリチャード・チルドレスの孫であるディロンは、2年前にキャンピングワールド・トラックシリーズでチャンピオンとなった時にNo.3のトラックを運転し、今年のネーションワイドシリーズでもNo.3のシボレー『カマロ』によってタイトルを獲得した。現在、スプリントカップでNo.3のナンバーを所有しているドライバーはおらず、ディロンが自動的にNo.3を獲得するものと見られている。
「僕はレースに出場して全てのレースで勝利したいし、現実的なゴールを設定しなければならない。良い事は、僕は来年ルーキーのストライプを持つことで、ただレースを完走することに集中できる。しかし僕はただ出場して、全てのラップを走り、何もトライしないというわけには行かない。僕は可能性に挑まねばらないんだ」とディロンは語った。
そしてNASCARの最も高いレベルのレースである、スプリントカップシリーズでの新たな挑戦に関してディロンは、「僕が過去4年間にキャンピングワールドとネーションワイドで過ごしたことは、僕に良い準備をさせてくれたと思う。僕達はできることの全てを行ってハードに戦い、小さな前進を積み重ねていきたいね」と語った。