マラヤン・バンキング(メイバンク)は第3四半期(7-9月)決算を発表。純利益が前年同期比16.9%増の17億9,382万リンギとなり、創業以来、四半期としては過去最高益となった。売り上げは同4.8%増の83億9,171万リンギだった。
純金利収入及びイスラム銀行からの収入が前年同期比6.7%増加し1億9,430万リンギとなったことが増収増益につながった。また非金利収入が同19.2%増の2億4,830万リンギとなったことも貢献した。
年初9カ月の売り上げは前年同期比6.3%増の253億151万リンギとなり、純利益は同13.6%増の49億7,502万リンギとなった。手数料収入が前年同期比13.8%、ファンドからの収入が7.6%増加したことが貢献した。
メイバンクは、今年の見通しについて株主資本利益率(ROE)目標の15%を達成できると見込んでいる。現在は14.9%となっている。多様なマーケットへの進出を今後も続けて行くとした上で、2015年以降の成長戦略の作成に注力していくと明らかにした。