WRCは11月21日、バンクーバー冬季オリンピックのスケルトンで金メダルを獲得した英国人女性、エイミー・ウイリアムズが、ラリーGBでクラスでの勝利を得た後、さらにラリー参加への意志があることを公表した。
彼女はスケルトンのそりから三菱ランサーの副ドライバーのシートに乗り移り、英国テレビジョンのプレゼンターであるトニー・ジョルダインと共にラリーGBに参加した。
病気のためにプレイベントのレースを欠場したことで、彼女のラリーはラフなスタートを切ることになったが、困難なオープニングデーの後、このデュオはクラスで2番手、総合で27位の位置を確保した。
そしてラリー最終日にタイムペナルティーを受け、ターボの問題やホイールの変更などのほか、インターカムの破損によって、エイミーはペースノートの内容を叫ばなければならなかったが、2人は最後までプッシュして、クラス3での勝利と総合26位の成績を勝ち取った。
「それは信じられないような数日間でした。ラリーはクレイジーで、特に日曜日にホイールの変更をしたことはタフでしたが、私は正直に言って全ての瞬間を楽しめました。計画通りではないものの、フィニッシュすることで、私達はやり遂げたと感じています。これまでに私の行った最もハードなものの一つでしたが、もう一度レースできる機会を望んでいます」とウイリアムズは語った。