17日午後5時ごろ、岩手県平泉町内の県道を走行していた農業用トラクターに対し、後ろから進行してきた軽トラックが追突する事故が起きた。トラクターを運転していた82歳の男性は路上に投げ出され、翌18日に死亡している。
岩手県警・一関署によると、現場は平泉町平泉付近で片側1車線の橋上。82歳の男性が運転する農業用トラクターが減速したところ、後ろから進行してきた軽トラックが追突した。
トラクターを運転していた男性は路上に投げ出された際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、頭部骨折が原因で翌18日未明に死亡した。警察は軽トラックを運転していた77歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は直線区間で見通しが良く、警察では軽トラック側の前方不注視が事故の主因とみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。