日産自動車は11月19日、日産『GT-R NISMO』がドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおいて、量産車で世界最速の7分8秒679というラップタイムを記録したと発表した。
この記録は、NISMOブランドグローバルアンバサダーであり、レーシングドライバーのミハエル・クルム選手が打ち立てたもの。タイムアタックは2013年9月30日に行われた。
タイムアタックでは、NISMO専用オプションパック装着車を使用。エアロダイナミクスチューニング、軽量化、サスペンションチューニングなどが施された仕様で、2014年夏ごろから、NISMO大森ファクトリーで販売を開始する予定だ。
ミハエル・クルム選手は、「今回のタイムアタックは素晴らしい経験となり、とても楽しかった。このクルマから大きな自信を得ただけでなく、それ自体が楽しい車。GT-R NISMOは、運転がとても楽しい車であると同時に、本当にとても速い車」とコメント。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、「これは今までで最も速い日産GT-R。ニュルブルクリンクでのラップタイムはスーパースポーツカーのスタンダードとなっており、私たちはその量産車の記録を更新した」と述べている。