川崎重工、8万2200立法メートルLPG運搬船の1番船「クリスタル・サンライズ」を引き渡し

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川崎重工業は、クミアイ・ナビゲーション・プライベート・リミテッド向けにLPG運搬船「クリスタル・サンライズ」を引き渡したと発表した。

船は、川崎重工が開発した「SEA-ARROW」船型の8万2200立方メートル型LPG運搬船の1番船となる。

従来の8万立方メートル型LPG運搬船から、船体のカーゴ積載部を延長、カーゴタンク容積を8万2200立方メートルに増加させながら、推進性能の向上を図った。

船には、川崎重工が開発した船首形状「SEA-ARROW」を採用し、船が航走する際、船首部に発生する波を極限まで減少、推進性能の向上を図った。

主機関は、省燃費型の超ロングストローク2サイクル低速ディーゼル機関を採用した。加えてプロペラ周りにカワサキフィン付ラダーバルブと、コントラフィン付セミダクトを装備することで、燃料消費量の低減を図っている。

船は、低温で液化された石油ガスを積むため、船体とは独自に低温収縮を吸収できる防熱された独立型貨物タンクを4区画の船倉内に、4基設けた。貨物タンクには、マイナス46度までの低温液化石油ガスを積み込むことがでるように、低温用特殊鋼材が使用され、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱が施されている。

現在、拡張工事を行っている新パナマ運河の規則に対応した船型・設備を装備した。船は、バラスト水処理装置を搭載することで、海洋の環境保全にも寄与する。
《レスポンス編集部》

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