仏衛星通信大手のユーテルサットとRAI(イタリア放送協会)は11月13日、無料衛星放送プラットフォーム「TivuSat」における3チャンネル「RAI 1」「RAI 2」「RAI 3」のハイビジョン化実現を目指す協定に調印した。
衛星放送サービスを提供するのは、ユーテルサットが運用する通信衛星「ホットバード」。「TivuSat」利用者は、HDコンテンツ視聴可能なセットトップボックスがあれば、3チャンネルを自動的に受信する。
ユーテルサット・イタリアのレナト・ファリーナCEOは「今回結んだ協定は、イタリアにおけるテレビ放送のデジタル化を推進し、視聴環境の向上を図るというユーテルサットの責任を明白にする」とコメントした。