若田宇宙飛行士も対応 シグナス補給船、ドラゴン補給船の次回の打ち上げは12月と来年2月

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スペースX、オービタルサイエンシズ社を表彰するNASAのチャールズ・ボールデン長官
  • スペースX、オービタルサイエンシズ社を表彰するNASAのチャールズ・ボールデン長官
  • 国際宇宙ステーションからロボットアームで結合解除されたドラゴン補給船

2013年11月13日(日本時間14日早朝)NASAで行われた、商業軌道輸送サービス(COTS)プログラムに関する記者会見の席上で、オービタルサイエンシズ社のシグナス補給船とスペースX社のドラゴン補給船の次回打ち上げ日程が公表された。

会見では、NASAのチャールズ・ボールデン長官からスペースX、オービタルサイエンシズの2社へCOTSへの貢献への表彰が行われた。オービタルサイエンシズ社のフランク・カルバートソン上級副社長は、今年9月のシグナス補給船1号機による国際宇宙ステーション補給ミッションに続いて、2号機の打ち上げを今年12月15日と述べた。2号機には、アポロ計画やスペースシャトル計画に参加し、オービタルサイエンシズ社にも協力したNASAの宇宙飛行士で今年8月に76歳で亡くなったチャールズ・ゴードン・フラートン宇宙飛行士にちなんだ名前がつけられるという。

スペースX社のグウィン・ショトウェル社長は、ドラゴン補給船の次回の打ち上げについて2014年2月と述べた。ドラゴン補給船の第3回ISS補給ミッションは今年12月、2014年1月半ばと予定が数度延期されている。

シグナス、ドラゴン補給船の次回ISS補給ミッションは両方とも、今月7日に国際宇宙ステーションに搭乗した若田光一宇宙飛行士の長期滞在中にあたる。若田宇宙飛行士は、補給船がISSに到着した際にロボットアームを使って把持・結合、または帰還の際の結合解除・放出を行う予定だ。

《秋山 文野》

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