東洋ゴム工業は11月12日、2013年1-9月期(第3四半期・累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高2681億8100万円、営業利益246億7700万円、経常利益は242億4700万円。なお純利益は独禁法関連引当金繰入額約117億円を特別損失に計上したことで61億4800万円となった。
なお、東洋ゴムは2012年12月期が決算期変更の経過期間で、国内と海外の連結対象会社の前第2四半期連結累計期間が異なるため、対前年同期増減率は未発表となっている。
国内では、自動車生産台数減少の影響によりやや低調。海外では中国市場が低迷したが、北米や欧州、東南アジアが好調だった。
通期業績見通しについては、円安や原材料価格の低下に伴うコスト削減効果を織り込み、営業利益を320億円(+30億円)、経常利益を300億円(+30億円)に上方修正。純利益は今四半期に特別損失を計上したため100億円(-70億円)に下方修正した。売上高は前回予測の3700億円を据え置いた。