バイクの進路を妨害して転倒誘発、ひき逃げ容疑で逮捕

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8日午前11時30分ごろ、愛知県名古屋市南区内の市道で、道路右側の駐車場に入ろうとしたワゴン車との衝突を避けようとしたバイクが転倒。運転者が重傷を負う事故が起きた。クルマは逃走したが、警察は後に63歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

愛知県警・南署によると、現場は名古屋市南区弥次ヱ町4丁目付近で片側1車線の直線区間。24歳の男性が運転するバイクは直進していたが、対向車線側を走行していたワゴン車が道路右側(バイクからは左)にあるコンビニエンスストア駐車場に入るため、バイクのの直前で右折を開始。バイクは進路を塞がれる状態となり、衝突を避けようと急ハンドルを切った結果、道路左側のガードパイプへ突っ込み、その弾みで転倒した。

バイクを運転していた男性は両足骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。店に設置されていた防犯カメラ映像から車両を特定し、運転していた豊明市内に在住する63歳の男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「急いで曲がろうと思っていた。バイクが転倒し、男性が動かないので怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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