パトカーから逃走のバイクが対向車と衝突、運転者が重体

自動車 社会 社会

21日午前1時ごろ、兵庫県神戸市須磨区内の市道で、パトカーの追跡を受けていたバイクが対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と衝突する事故が起きた。バイクを運転していた16歳の男性が意識不明の重体となっている。

兵庫県警・須磨署によると、同区内の市道をパトロールしていた同署員が、赤信号を無視して進行するバイクを発見して停止を命じたが、バイクはこれを無視して逃走。署員はただちにパトカーによる追跡を開始したが、バイクは猛スピードで逃走したために約200mで追跡を断念している。

バイクはそのまま走行したが、約300m先の神戸市須磨区妙法寺付近で対向車線側へ逸脱して転倒。運転者は対向車線を順走してきた軽乗用車にはねられた。

この事故でバイクを運転していた同区内に在住する16歳の男性が全身強打で意識不明の重体。クルマを運転していた44歳の男性にケガはなかった。

事故を起こした少年は原付バイクの免許しか持っておらず、無免許状態だった。警察では逃走中に運転操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV