路上に金属チェーンを張ってバイクの転倒を誘発、少年4人を書類送検

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今年8月上旬、茨城県筑西市内の市道で、道路を塞ぐように張られた金属製のチェーンに新聞配達員のバイクが突っ込み、運転していた男性が負傷した事件について、茨城県警は18日、同市内に在住する15-16歳の少年4人を往来妨害致傷容疑で書類送検した。

茨城県警・筑西署によると、問題の事故は2013年8月2日の午前3時10分ごろ発生している。筑西市関本上付近の市道で、道路を塞ぐように張られていた金属製のチェーンに対し、これを知らずに進行してきた新聞配達用の原付バイクが衝突。バイクは転倒し、運転していた60歳の男性が打撲などの軽傷を負った。

男性は同じ場所を事故の約30分前に通過したが、この際には以上がみられなかったことから、警察では何者かが事故直前に張ったものと判断。悪質ないたずらとみて周辺での捜査を行っていたところ、翌日になって同市内に在住する15-16歳の少年4人が家族に連れられて警察へ出頭。任意での聴取を行ってきた。

この結果、4人が容疑に関わったことが認められると判断。18日までに4人を往来妨害致傷容疑で書類送検した。

聴取に対して4人は「軽いいたずらのつもりでやった」などと供述していたようだ。

《石田真一》

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