英スポーツカーのモーガン、創業者の孫が反論…「自分が最大株主」

自動車 ビジネス 企業動向
チャールズ・モーガン氏
  • チャールズ・モーガン氏
  • モーガン プラスEコンセプト(参考画像)

英国のスポーツカーメーカー、モーガンモーターカンパニー(以下、モーガン社)は10月14日、創業家出身のチャールズ・モーガン氏を、取締役から解任すると発表。これに対して、チャールズ・モーガン氏が反論した。

これは10月18日、チャールズ・モーガン氏が公式ブログで明らかにしたもの。「チャールズ・モーガンからの声明」と題して、今回の解任劇に反論している。

まずモーガン氏は、「私は引き続き、モーガン社の最大株主」と、自らが経営に携わる正当な権利を持っている人物と主張。そして、今回の解任劇については、「モーガン社が私に会社を去るよう求めているが、私の名前が会社名だ。亡き父、ピーター・モーガン没後10年の今日、これほど悲しいことはない」と、コメントした。

さらにモーガン氏は、「とくに心配なのは、残された従業員。彼らからのTwitterなどを通じた激励には、感謝している」と述べた。

モーガン社は1906年、ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガン氏が英国に設立。チャールズ・モーガン氏は、ヘンリー・フレデリック・スタンリー・モーガン氏の孫にあたる。

なお、チャールズ・モーガン氏は、「時期が来れば、さらなる声明を出す」とコメント。今回の件は不当解任として、法廷の場で争う意向を示している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集